NECは、節電機能の強化や高速起動に対応した企業向けデスクトップPC「Mate」、ノートPC「VersaPro」を5月23日より受注開始した。
「Mate タイプME」は、デスクトップPCでバッテリを内蔵可能なモデル。バッテリ搭載によりピークシフト機能に対応し、電力使用を管理できるほか、電力会社の電力使用状況データと連動してECOモードやバッテリ駆動に自動で切り替える設定もできる。
また、Intel SRT(Smart Response Technology)に対応するキャッシュSSDを搭載でき、独自処理で次回の起動を高速化する「クイックパワーオン機能」を備える。
ベースモデルの主な仕様は、Core i7-3770(3.40GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 250GB、DVDスーパーマルチドライブ、Windows 7 Professional(SP1、64bit)を搭載。19型WXGA+液晶が付属し、価格は355,950円。
VersaPro タイプVD |
「VersaPro タイプVD」は、ピークシフト、Intel SRT、クイックパワーオンなどに対応する15.6型ノートPC。大容量バッテリの駆動時間は約6.7時間。離席センサーによりディスプレイの電源を自動制御できる。また、PC待機時の電力供給をカットする「ゼロワットACアダプタ」が標準添付される。
ベースモデルは、Core i7-3520M(2.90GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 250GB、DVDスーパーマルチドライブ、1,366×768ドット表示対応15.6型ワイド液晶、Windows 7 Professional(SP1、64bit)などを搭載し、価格は286,545円。
このほか、約13.1時間駆動のバッテリを標準搭載する13.3型2スピンドルノート「VersaPro タイプVH」などが用意される。
(2012年 5月 23日)
[Reported by 山田 幸治]