Cooler Masterは、XL-ATX対応のフルタワーケース「CM Storm Trooper」を11月25日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19,800円前後の見込み。
同社のゲーミング向けラインナップ「CM Storm」に属するモデル。XL-ATXをサポートし、5インチベイを9基備えるなど拡張性を重視した。また、5インチベイ3基を3.5インチシャドウベイ4基に変換するモジュールが2個付属し、最大8台までHDDを増設可能。
本体上部に2.5インチSATA HDD/SSD用ホットスワップ対応ベイ「X-dock」を備え、5インチ→3.5インチ変換モジュールなどを組み合わせることで、最大13台のSSD/HDDを装着できる。3.5インチ変換モジュールの向きも変更できる。
本体にキャリングハンドルを装備するほか、4基までのファンをコントロールできるファンコントローラを内蔵。また、上面と底面に取り外し可能なダストフィルタを備える。標準で前面に120mm角ファンを2基、背面に140mm角ファンを1基、上部に200mm角ファンを1基装備。オプションで底面と左側面に120mm角ファンを2基ずつ追加できる。
拡張スロットは9+1基(1基は縦配置)。フロントインターフェイスは、USB 3.0×2、USB 2.0×2、eSATA、音声入出力を備える。本体サイズは250×578.5×605.6mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約13.7kg。電源は別売り。
3.5インチ変換モジュールの向きは変更可能 | フロントに2.5インチホットスワップ対応ベイ「X-dock」を装備 | パーツを組み込んだイメージ |
このほか、フロントドアを備え、側面パネルに吸音シートを搭載するなど、静音志向のATXケース「Silencio 450」も同時発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は9,000円前後の見込み。
搭載ケースファンはいずれも800rpmの120mm角タイプ。拡張ベイは5インチ×3、3.5インチ×1、3.5インチシャドウ×5、2.5インチ×1。フロントインターフェイスはUSB 3.0、USB 2.0、SDカードリーダ、音声入出力を備える。本体サイズは194×494.75×451.45mm(同)。電源は別売り。
Silencio 450 | 本体側面 | 側面パネルに吸音シートを装備 |
(2011年 11月 18日)
[Reported by 劉 尭]