米HP、PC部門を維持

10月27日(現地時間) 発表



 米Hewlett-Packardは27日(現地時間)、PC部門を会社の一部として維持していく方針を明らかにした。

 同社は8月に構造改革を発表し、PC部門(Personal Systems Group:PSG)の今後について「分社化して独立させる可能性もある方向性で、構造改革を検討する」とアナウンスしていた。

 しかし構造改革の検討と分析の中で、PSGはHPのモデルや価値を実現する重要な部門で、ほかのビジネスを牽引する役目であり、顧客/株主/従業員にとってHPの一部門として維持する方向性が正しいと認識された。

 HPのPSGは2010年度に407億ドルの売上げを計上し、世界1位のシェアを獲得している。

(2011年 10月 28日)

[Reported by 劉 尭]