富士通株式会社は12日、企業向けPCのラインナップを一新し、販売を開始した。出荷は10月下旬より順次開始される。OSはすべてWindows 7 Professional(32bit)。
デスクトップPCは、小型筐体の新製品「ESPRIMO B531/D」を追加。本体サイズは53×168×168mm(幅×奥行き×高さ)で、コンパクト型「ESPRIMO D581/D」と比べて設置容積で約85%削減。Core i搭載デスクトップの容積で世界最小クラスとしている。
2モデルが用意され、価格はCore i3-2120T(2.60GHz、ビデオ機能内蔵)搭載モデルが140,700円、Celeron G530T(2GHz、ビデオ機能内蔵)搭載モデルが128,100円。そのほかの仕様は共通で、メモリ2GB、HDD 160GB、Intel H61 Expressチップセットなどを搭載する。
オプションでPC本体とディスプレイの電源連動が可能な「モニターマウントキット」が用意される。消費電力は約17~18W。
このほか、vPro対応(Q67チップセット)のコンパクト型「ESPRIMO D751/D」(10月下旬出荷)、B65チップセットベースのコンパクト型「ESPRIMO D581/D」(同)、17型液晶一体型「ESPRIMO K552/D」(11月中旬出荷)などを発売した。
ESPRIMO D751/D | ESPRIMO D581/D | ESPRIMO K552/D |
ノートPCは全モデルが「ゼロワットACアダプタ」に対応。待機電力を限りなく0に近づけるという独自の省エネ機能「ECO Sleep」をサポートする。また、電力消費を分散させるピークシフト機能を全モデルのプリインストールしたほか、動作時の消費電力を抑制する「省電力ユーティリティ」を提供する。
ラインナップは、A4ハイスペックの「LIFEBOOK E741/D」、A4スタンダードの「LIFEBOOK A561/D」、13.3型モバイル「LIFEBOOK S761/D」、12.1型モバイル「LIFEBOOK P771/D」、13.3型コンバーチブルタブレット「LIFEBOOK T901/D」、12.1型コンバーチブルタブレット「LIFEBOOK T731/D」を用意。出荷はいずれも10月下旬。
デスクトップPCは「伊達モデル」、ノートPCは「出雲モデル」として、企画から製造、サポートの国内一貫体制を活かし、きめ細かな対応を行なうとしている。
LIFEBOOK E741/D | LIFEBOOK E741/D テンキー付き | LIFEBOOK A561/D |
LIFEBOOK S761/D | LIFEBOOK P771/D |
LIFEBOOK T901/D | LIFEBOOK T731/D |
(2011年 10月 12日)
[Reported by 山田 幸治]