ブラザーは、ビジネス向けプリンタ/複合機「Justio(ジャスティオ)」シリーズに4モデルを追加し、10月中旬より順次発売する。価格はすべてオープンプライス。

　「MFC-J5910CDW」は、A3に対応したカラーインクジェット複合機。10月下旬の発売。

　プリントヘッドのノズル解像度を約2倍に増やし、さらに用紙の搬送構造を改良した新エンジンを搭載。従来の「MFC-5890CN」と比較して2倍以上の速度となるカラー10ipm/モノクロ12ipmを実現した。自動両面印刷機能も標準搭載する。

　プリンタ部の主な仕様は、解像度が6,000×1,200dpi、対応用紙がA3～B5、レター、リーガル、はがき、封筒など、給紙枚数がトレイ250枚。スキャナ部の主な仕様は、センサーがCIS、解像度が2,400×2,400dpi、対応用紙が最大A4、階調は入力が48bit、出力が24bit。35枚給紙可能なADFを装備する。

　1.9型のタッチパネルSTN液晶ディスプレイを装備。インターフェイスはUSB 2.0、Ethernet、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN。Super G3のFAX機能を備える。本体サイズは514×461×260mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約13.6kg。

FAX-7860DW

　「FAX-7860DW」は受話器付きのA4モノクロレーザー複合機。10月中旬の発売。

　片面で26ppmの印刷速度を持つモデルで、フラットベッドスキャナを搭載しながら受話器を装備するモノクロレーザー複合機は同社初。

　プリンタ部の主な仕様は、解像度が2,400×600dpi、対応用紙がA4～A6、給紙枚数がトレイ250枚。スキャナ部の主な仕様は、解像度が600×2,400dpi、対応用紙が最大A4、階調は入力が48bit、出力が24bit。35枚給紙可能なADFを装備する。

　インターフェイスはUSB 2.0、Ethernet、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN。Super G3のFAX機能を備える。本体サイズは477×398.5×316mm(同)、重量は約11.9kg。

FAX-2810N

　「FAX-2810N」はB4サイズのFAX送受信に対応したモノクロレーザー複合機、10月下旬の発売。

　NTTの次世代ネットワーク(NGN)を利用したデータコネクトに対応し、「IPファクス」の使用により通信の高速化とコスト削減が可能という。

　プリンタ部の主な仕様は、解像度が600×600dpi、印刷速度が20ppm、対応用紙がA4～A6、給紙枚数がトレイ250枚。スキャナはFAX専用で、20枚給紙可能なADFを装備する。

　インターフェイスはUSB 2.0、Ethernet、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN。Super G3のFAX機能を備える。本体サイズは374×374×262mm(同)、重量は約8.4kg。

HL-2130

　「HL-2130」は単機能のA4モノクロレーザープリンタ。11月上旬の発売。

　エントリー向けのモデルで、本体の高さを183mmに抑えた。主な仕様は、解像度は2,400×600dpi、印刷速度は20ppm、給紙枚数は250枚。インターフェイスはUSB 2.0。

　本体サイズは368×360×183mm(同)、重量は6.7kg。