東芝、HDD技術センターを青梅に設立
~TDK、昭和電工と技術協力

7月7日 発表



 株式会社東芝は、HDDの技術開発拠点として、「HDD先行技術センター」と「HDD製造技術センター」を7月16日付けで設立する。所在地は青梅ストレージプロダクツの工場内。

 HDD先行技術センターでは、磁気ヘッドメーカーのTDK株式会社、磁気ディスクメーカーの昭和電工株式会社と技術協力。熱アシスト記録やビットパターン記録といった次世代HDD用の技術開発を行なう。

 HDD製造技術センターでは、先行技術を搭載したHDDの安定供給に向けた開発を行なうという。

 東芝は7月1日付けでHDD事業とSSD事業を統合。今回のHDD技術センターで高密度化を積極的に進め、HDD、SSD、NANDフラッシュメモリのストレージデバイスをバランス良く展開するとしている。

(2011年 7月 7日)

[Reported by 山田 幸治]