オウルテック、内部エアフローを改善した80PLUS GOLD電源

AURUM

7月下旬 発売

価格:オープンプライス



 株式会社オウルテックは、台湾FSP製の80PLUS GOLD認証電源「AURUM」シリーズを7月下旬より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、400Wの「AU-400」が10,980円前後、500Wの「AU-500」が13,980円前後、600Wの「AU-600」が15,980円前後、700Wの「AU-700」が18,980円前後の見込み。

MIA ICにより内部の部品数を削減

 変換効率が負荷50%時90%、負荷20%と80%時に87%の80PLUS GOLD認証の電源ユニット。特徴は特許取得済みの独自デュアルIC「MIA IC」を採用したこと。1つはPFC、PWM、スタンバイを統合、もう1つは12V/5V/3.3Vの各ラインを同期整流方式で制御し、部品点数の削減や変換効率の向上を実現したという。これにより、変換ロスや発熱を軽減し、内部エアフローを改善した。

 このほか、アクティブPFC、日本メーカー製105℃対応電解コンデンサ、力率改善回路、各種保護回路を採用する。

 対応規格はATX12A Ver.2.3。冷却ファンは12cm角ファンの流体軸受タイプで静音性を高めた。本体サイズは150×140×86mm(幅×奥行き×高さ)。

(2011年 7月 4日)

[Reported by 山田 幸治]