三菱電機株式会社は、エントリー向けのマルチメディア液晶ディスプレイ“Diamondcrysta WIDE”「RDT233WLX(BK)」を6月6日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は31,800円前後の見込み。
入力端子をHDMI、DVI-D、ミニD-Sub15ピンの3系統に絞ったエントリー向けモデル。IPSパネル(ノングレア)を採用し広視野角を実現した他、10ビットガンマの採用により、きめ細かくなめらかな諧調表現を実現した。ミニD-Sub15ピンはアナログRGBのほか色差信号に対応し、市販のアダプタでD端子/コンポーネントも入力できる。
また、省エネ機能「ECO Professional」を搭載。表示画像の明るさに応じて画面の明るさを自動的に調節し、消費電力を最大約17W削減できる「ECO設定」、省エネ電力値をリアルタイムにOSDで表示する「ECOメーター」、パワーセーブ後に設定した時間で自動的に電源をOFFにする「電源自動オフ」、「オフタイマー」、画面を消してオーディオ機能のみを利用できる「消画モード」、累積省エネ電力量、累計CO2削減量をOSDで表示する「省エネ管理」などを備える。
主な仕様は、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、表示色数が10億6,433万色中約1,677万色、応答速度が14ms(中間色)、輝度が250cd/平方m、コントラスト比が1,000:1(最大8,000:1)、視野角が上下/左右ともに178度。1W+1Wのステレオスピーカーを搭載する。
本体サイズは546×230×350mm(幅×奥行き×高さ、最大値)、重量は約4.3kg。30mmずつ高さが調節できるブロックネックが3段付属するほか、上20度/下5度のチルトが調節可能。
(2011年 5月 24日)
[Reported by 劉 尭]