米Microsoftは21日(現地時間)、Xbox 360用3Dセンサー「Kinect」をPCで利用するための非商用SDK(Software Development Kit)を今春公開することを明らかにした。
Microsoftは、以前よりKinectをXbox 360以外にも展開することを明らかにしていたが、すでに学術研究の場や、一部の熱心なユーザーは、PCでKinectを利用するソフトウェアを自ら開発/配布し、さまざまな応用を行なっていた。
こういった状況を受け同社は、商用バージョンよりも早いタイミングで、公式の非商用SDKを一般公開することを決めた。このSDKは、Kinectの持つシステムAPIや、各種センサーの直接制御に対するアクセスを可能にする。
(2011年 2月 22日)
[Reported by 若杉 紀彦]