株式会社アイ・オー・データ機器は、Intel Wireless Display(WiDi) 2.0対応ディスプレイアダプタ「WDA-X1」を3月中旬より発売する。価格は13,125円。対応OSはWindows 7。
TVやディスプレイにつなぐことで、WiDiに対応したノートPCから無線で映像を受信/表示できるアダプタ。無線にはIEEE 802.11a/g/nを利用。最大で1,920×1,080ドットの映像/音声を出力できる(HDMI接続の場合)。外付けのディスプレイ/TVは、セカンダリディスプレイとして、マルチディスプレイモード、クローンモードで利用可能。ノートPC側の画面はオフにすることもできる。
なお、著作権保護されたコンテンツの送信はできない。また、映像の表示には800ms程度の遅延があるため、ゲームなどの用途には適さないとしている。
同社が動作を確認しているPCは、NECのLaVie L LL970/DS、LL850/DSシリーズ、LL770/DS、LL750/DSシリーズ、東芝のdynabook T551/58BWS、T551/58BBS、富士通のLIFEBOOK AH77/C、AH56/C、SH76/C、PH74/C。
ディスプレイインターフェイスは、HDMI出力、コンポジットビデオ出力、コンポジットオーディオ出力、S/PDIF出力で、映像出力は排他利用。電源はACアダプタ。
本体サイズは約146×99×28mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約620g。縦置き、横置きのどちらでも使える。
横置き時 | 背面の端子 |
(2011年 2月 9日)
[Reported by 若杉 紀彦]