米AMDは20日(現地時間)、2010年度第4四半期および通期決算を発表した。

　これによると第4四半期の売上高は、前年同期と同じ16億5千万ドル、営業利益は同68%減の4億1,300万ドル、純利益は同69%減の3億7,500万ドル、1株当たり利益は同59%減の0.5ドル。大きく減益となっているのは、前年同期に独占禁止法違反に関連するIntelとの訴訟和解金12億5千万ドルを利益計上したため。

　通期での売上高は、前年比20%増の64億9千万ドル、営業利益は同28%増の8億4,800万ドル、純利益は同55%増の4億7,100万ドル、1株当たり利益は同42%増の0.64ドルと、堅調な増収増益を果たした。