1月20日から順次発売
価格:オープンプライス
富士通は、13.3型以下のモバイルノートのラインナップを一新した。13.3/12.1/11.6の3機種が用意され、ネットブックと併せて4機種のラインナップとなる。
いずれも価格はオープンプライス。
●WiDi対応13.3型ノート「SH76/C、SH53/C」PH76/C | SH53/C(ブラック) | SH53/C(ホワイト) |
13.3型の「LIFEBOOK SH」シリーズは、本体デザインが一新され、無線LANを使ってPCの画面をTVなどへ出力するIntel Wireless Display(WiDi)に対応するなど、新機能も積極的に取り入れられた。
上位機種の「SH76C」は、Intel Core i5-2520M(2.50GHz)を搭載。バッテリ駆動時間が約11時間と長い。増設バッテリを併用することで約14.6時間まで延長できる。
主な仕様は、モバイルIntel HM65 Expressチップセット、4GBメモリ、640GB HDD、DVDスーパーマルチドライブなど。液晶解像度は1,366×768ドット。また、IEEE 802.11b/g/n無線LANに加え、モバイルWiMAXが標準で搭載される。
本体サイズは321×228.5×24.2~32.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.66kg。OSはWindows 7 Home Premium(64bit)。発売時期は2月下旬で、価格は未定。
下位機種の「SH53/C」は1月20日発売で、店頭予想価格は15万円前後。
●WiDi対応12.1型ノート「PH74/C」PH74/C(ブラック) | PH74/C(ホワイト) |
12.1型の「LIFEBOOK PH74/C」もWiDiに対応する。また、起動時間の短縮が図られ、約30秒でOSが起動できるという。発売時期は2月下旬で、価格は未定。
主な仕様は、Core i3-2310M(2.10GHz)、モバイルIntel HM65 Expressチップセット、2GBメモリ、500GB HDDなど。液晶解像度は1,280×800ドット。こちらもモバイルWiMAXが標準で搭載される。
本体サイズは282×215×23.6~30.7mm(同)、重量は約1.36kg。バッテリ駆動時間は、標準バッテリで約12時間と長い。
●AMD E-350ベースの11.6型ノート「PH50/C」PH50/C(ブラック) | PH50/C(ブルー) | PH50/C(レッド) |
AMDの新しいプラットフォームE-350(1.6GHz)ベースの11.6型ノート。2月3日発売予定で、店頭予想価格は8万円前後と安い。
主な仕様は、2GBメモリ、500GB HDDなど。液晶解像度は1,366×768ドット。本体サイズは285×209×27.5mm(同)、重量は約1.5kg。バッテリ駆動時間は約7.3時間。
●新筐体のネットブック「MH30/C」MH30/C(ブラック) | MH30/C(ホワイト) | PH50/C(レッド) |
Atom N475ベースのネットブック「MH30/C」は新しい筐体となり、バッテリの出っ張りがなくなった。1月20日の発売で、店頭予想価格は5万円強。
主な仕様は、Atom n475(1.83GHz)、1GBメモリ、250GB HDDなど。OSはWindows 7 Starterで、2年間ライセンス版のOffice Personal 2010を搭載する。
IEEE 802.11a/b/g/n無線LANのほか、モバイルWiMAXも標準で装備する。
本体サイズは266×196.5×27~33mm(同)、重量は約1.29kg。バッテリ駆動時間は約10.5時間。
●直販モデル富士通の直販サイト「WEB MART」で販売されるモデルでは、店頭モデルに比べて、選択肢が多くなっている。モバイル系ノートでは、ネットブックを除いてWindows 7 Professionalの搭載と、SSDの選択、メモリの強化が可能となっている。また、13.3型液晶のSHシリーズでは、ノングレア液晶が選択肢として用意される。
(2011年 1月 12日)
[Reported by 伊達 浩二]