オンキヨー、実売12万円の3D対応15.6型ノートなど

R5シリーズ

9月25日より順次発売
価格:オープンプライス



 オンキヨー株式会社は、15.6型液晶を搭載したノートPC「R5」シリーズ、および13.3型液晶を搭載したノートPC「M5」シリーズを9月25日より順次発売する。価格はすべてオープンプライス。

●3D対応モデルもある「R5
R515A3、R515A3B

 R5シリーズは、1,366×768ドット表示対応15.6型ワイド液晶ディスプレイを搭載したモデル。搭載OSはすべてWindows 7 Home Premium(64bit、32bitもリカバリによる選択可)。

 仕様の違いで3モデルが用意されるが、このうち上位の「R515A5-3D」のみ、偏光式の3D対応液晶ディスプレイを搭載し、付属のメガネを利用することで3D立体視ができる。メガネは通常の耳にかけるタイプに加えて、メガネに挟んで装着する「クリップオンタイプ」も付属する。

 3モデル共通で、オリジナル音楽再生/管理ソフト「PureSpace MUSIC」を搭載。音声信号をミキサーをバイパスしてデバイスに直接転送することで、音質劣化やほかのアプリケーションの警告音などを遮断する「PDAP(Pure Direct Audio Path)テクノロジー」を備える。

 上位の「R515A5-3D」は10月下旬より順次発売で、店頭予想価格は119,800円前後の見込み。主な仕様は、CPUにCore i5-460M(2.53GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、Intel HM55 Expressチップセット、Blu-ray Discドライブ、地デジチューナなどを搭載する。

 下位の「R515A3」は9月25日より順次発売で、店頭予想価格は69,800円前後の見込み。主な仕様は、CPUにCore i3-370M(2.40GHz)、メモリ2GB、Intel HM55 Expressチップセット、DVDスーパーマルチドライブなどを搭載する。R515A3にOffice Personal 2010をプリインストールした「R515A3B」の店頭予想価格は89,800円前後の見込み。

 インターフェイスはほぼ共通で、ExpressCard/34スロット、SDカード/メモリースティック対応カードリーダ、USB 2.0×3(うち1基はeSATA兼用)、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、Ethernet、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、音声入出力などを備える。

 バッテリはリチウムイオンで、駆動時間は約3.8時間。本体サイズは370×246×35mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.5kg。

●13.3型モバイルノート「M5
M5シリーズ

 M5シリーズは、1,366×768ドット表示対応13.3型ワイド液晶ディスプレイを搭載したモデル。搭載OSはすべてWindows 7 Home Premium(32bit)。メモリ/HDD容量とWiMAX/Office 2010の有無で計4モデルが用意される。

 スタンダードの「M515A5」は10月上旬より順次発売で、店頭予想価格は69,800円前後の見込み。の主な仕様は、CPUにCeleron SU2300(1.20GHz)、メモリ2GB、Intel GS40 Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、500GB HDD、DVDスーパーマルチドライブ、IEEE 802.11b/g/n対応無線LANなどを搭載する。

 「M515A5B」はM515A5からOffice Personal 2010を追加インストールし、店頭予想価格は89,800円前後の見込み。「M515A7B」はM515A5からOffice Home & Business 2010を追加インストールし、メモリ容量を4GBに変更、店頭予想価格は99,800円前後の見込み。「M515A4WX」はM515A5からHDDを320GBに変更し、IEEE 802.11a/b/g/n+WiMAXに変更。店頭予想価格は74,800円前後の見込み。

 インターフェイスはほぼ共通で、ExpressCard/34スロット、SDカード/メモリースティック(PRO)対応カードリーダ、USB 2.0×3、Gigabit Ethernet、ミニD-Sub15ピン、音声入出力などを備える。

 バッテリはリチウムイオンで、駆動時間は約6.5~7時間。本体サイズは333×225×12~31.5mm(同)、重量は約1.8kg。


(2010年 9月 21日)

[Reported by 劉 尭]