カプコン、DX11対応ロスト プラネット 2を10月発売
~ベンチマークを公開

スクリーンショット

8月17日 公開



 株式会社カプコンは17日、DirectX 11に対応するアクションゲーム「ロスト プラネット 2」を10月14日に発売することを発表するとともに、同作品をベースとしたベンチマークを公開した。ファイルサイズは955MB。

 ベンチマークユーティリティは、過去の同社タイトルで恒例となっているが、本タイトルでは、最新のDirectX 11を活用しており、テッセレーションによるなめらかなモデリング、ディスプレースメントマッピングを使った凹凸などのほか、DirectComputeを使ったGPUによる軟体や波のシミュレーション計算も行なわれている。

 ベンチマークもDirectX 9と11の2つのモードがあり、後者はGeForce 400シリーズやRadeon HD 5000シリーズが必要。ベンチマーク中にキーを押すと、テッセレーションの精度やワイヤフレーム表示などを切り替えられる。また、NVIDIAの3D立体視技術「3D Vision」にも対応している。

 また、テストモードAとBの2種類があるが、Aは実際のゲームプレイを模した構成になっており、キャラクタの動きなどにランダム性があるため、正確な性能計測には適さない。

DirectX 9(右)と11(左)の比較。ここではテッセレーションとディスプレースメントマッピングの様子が分かる。また、ソフトシャドーのほか、DirectComputeを使った軟体シェーダも使われている
こちらもテッセレーション、ディスプレースメントマッピング、ソフトシャドーを使っている
同上
爆炎の描画にもテッセレーションを活用。右側では壁を覆うような立体的な表現がなされている
テッセレーションを使った水の表面の描画と、DirectComputeを使った波のシミュレーション
同上

(2010年 8月 17日)

[Reported by 若杉 紀彦]