株式会社リンクスインターナショナルは、ファンを最大15基搭載可能なAntec製ケース「LANBOYAIR」シリーズを8月15日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は22,800円前後の見込み。

　本体の大半をフレームとメッシュで構成した、オープンフレーム型のPCケース。マザーボード、電源、光学ドライブやHDDなど、ほぼすべてのデバイスの向きや設置場所を変更できる。

　ドライブベイは独自の「Air Mount」を採用し、クッションによりノイズを吸収するという。トップにハンドルを設け、可搬性を高めた。水冷用のスルーホールを備え、トップに水冷ラジエータを設置可能。

　標準で120mm角ファンを、前面に2基、側面に2基、背面に1基装備。うち前面の2基は1,000～2,000rpmの間で無段階に、そのほかの3基は900rpm/1,500rpmの2段階に調節可能。さらに、トップに2基、CPUとメモリ冷却用に2基、ドライブベイ冷却用に6基の120mm角ファンを増設できる。

さまざまな箇所をカスタマイズ可能	電源は上段/下段で入れ替え可能	持ち運びに有用なハンドルを搭載する

　対応フォームファクタはmicroATX/ATX/Mini-ITX。拡張ベイは、5インチ×3、3.5インチ×6、2.5インチ×2。拡張スロットは8基。フロントインターフェイスとして、USB 2.0×2、USB 3.0×1、音声入出力を備える。

LANBOYAIR-YELLOW

　本体サイズは290×580×590mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約8.4kg。本体色は、レッドLEDファン搭載でブラック/レッドのツートーン(型番末尾:-RED)と、ブルーLEDファン搭載でブラック/イエロー(同-YELLOW)のツートーンの2種類が用意される。