RITEA、ワークステーションやサーバーの資源再利用率を算定

7月14日 発表



 一般財団法人 中古情報機器協会(RITEA)は、主要情報機器の資源再利用率を算定し発表した。

 これは情報機器再資源化事業者9社の協力によるもので、法律で回収と資源化が指定されているPCおよびディスプレイ以外の主要情報機器全体の調査としては初としている。

 調査されている13品目の回収台数は115万台、資源再利用率は5,373トン、資源再利用率は78.1%となっている。

 分野別では、PCの資源再利用率は76.3%、ワークステーション/サーバーは77.1%、ディスプレイは67.1%、プリンタ/コピー機は79.8%、ルーター/ハブは74.0%、携帯電話が27.4%となっている。RITEAでは、この結果を受けて、使用済み機器から多くの資源を回収/再利用可能であることが確認されたとしている。

 また、法定目標値が定められている4品目については、ノートPCが61.2%(目標値20%)、デスクトップPCが76.7%(50%)、液晶ディスプレイが66.1%(55%)、CRTディスプレイが67.5%(55%)と、いずれも目標値を上回っていることが確認された。

(2010年 7月 14日)

[Reported by 伊達 浩二]