日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は、ディスプレイ8機種を一挙に発表した。18.5型から27型までラインナップされ、直販価格は10,500円～59,850円。発売時期は「2310e」が7月上旬、「2710m」が7月中旬で、残り6モデルは発売中。

　5機種が発表されたメインストリームラインは、光沢液晶と「HPエアロスタンド」と呼ばれるチルト/スイーベル機能付きの一体型の脚部を特徴とする。HPのコンシューマPCと同じピアノブラックとコスミックシルバーの配色だ。18.5/20/21.5/23型の4機種が用意される。

2010f	2210m	2310m

x20LED

　「x20LED」はメインストリームラインだが、ちょっと変わった存在で、上記の特徴を備えていない。非光沢液晶を搭載しており、脚部も一般的なデザインとなっている。筐体色も黒だ。直販価格は19,950円で、2万円を切る低価格の非光沢液晶ディスプレイとして、事務用途が中心のユーザーには貴重な存在だ。

　「2310e」と「2710m」は、プレミアムラインで、輝点ゼロ保証が特徴となる。とくに2310eは複数台のディスプレイを並べて表示する用途に特化した製品で、DisplayPortを備え、スピーカーを内蔵しない。ビデオカードにATI Eyefinity テクノロジーを備えたRadeon HD 5570などを搭載したPCと組み合わせて、複数台のディスプレイに一括表示する場合には、必須の選択となる。直販価格は39,900円。

2310e	2710m	2310t

　「2310t」は光学式タッチセンサーによるタッチパネル液晶で、Windows 7のマルチタッチ機能にも対応する。PCとの接続はUSB。また、プレミアムライン同様に輝点ゼロ保証が付属する。直販価格は49,980円。