エプソンは、ビジネス用のドットインパクトプリンタ「VP-1900」シリーズ2機種を、6月24日に発売する。

　VP-1900は、従来のパラレルインターフェイスに加えUSBに対応したのが特徴。VP-1900NはネットワークI/Fカードを内蔵しており、Ethernetに対応する。価格はオープンプライス。エプソンダイレクトの直販価格は、VP-1900が75,980円、VP-1900Nが87,980円。

　ドットインパクトプリンタは、コンシューマ市場では中心的存在でなくなって久しいが、宅配便伝票などの複写伝票や連続帳票の印刷用として、ビジネス用途では現役の存在となっている。IDCの調査によれば、エプソンはこの分野での出荷実績で1位とされている。
　VP-1900の基本仕様は、印字桁数が136桁、ピン数は24ピン、漢字書体は明朝とゴシック。制御コード体系は、ESC/P24-J84とESC/Pスーパー。対応用紙は、単票、単票複写紙、連続用紙、郵便はがき、連続ラベル紙など。

　本体サイズは670×418×219mm(幅×奥行き×高さ、操作ノブ含む)、重量は約12.6kg。

　対応OSは、Windows、MS-DOS、Linuxなど。