エスケイネット、H.264ハードウェアエンコードのUSBキャプチャ
~HDMI/コンポーネント/S端子/コンポジット装備

4月下旬 発売

価格:オープンプライス



 エスケイネット株式会社は、H.264のハードウェアエンコーダ「MonsterHD 264」(型番:SK-MHD264)を4月下旬に発売する。価格はオープンプライス、店頭予想価格は49,800円前後の見込み。対応OSはWindows XP/Vista/7(32/64bit)、インターフェイスはUSB 2.0。

 HDMI、コンポーネント、Sビデオ、コンポジットの各ビデオ入力と、ステレオRCA入力を備え、ビデオデッキ/カメラなどから動画を取り込める製品。H.264のハードウェアエンコーダを内蔵し、映像H.264、音声AACのMP4コンテナでキャプチャできる。

 入力解像度は最大1,920×1,080ドット(フルHD)。映像ビットレートは256kbps~16Mbps、音声ビットレートは64~384kbps、フレームレートは15~30fps。プロファイルはBaseline、Main、Highに対応。iPod/iPhone用プリセットも用意される。

 エンコーダは、空間フィルタ、エッジ保存ノイズ抑制フィルタ、モーション適応型時間フィルタなどの高画質機能を搭載するほか、GOPやAGC、色設定などのオプションも用意される。また、映像信号を検知して自動で録画を開始する機能を備える。

 5月下旬には、アプリケーションのアップデートで業務用途向けに著作権保護のないMPEG-2 TSファイルからMP4へのトランスコードに対応予定としている。また、MonsterHD 264を活用できるSDK開発キットを有償で提供予定。

 電源はUSBバスパワーで動作する。本体サイズは155×120×30mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約220g。

(2010年 4月 21日)

[Reported by 山田 幸治]