カシオ計算機株式会社は、130コンテンツを収録した総合タイプの電子辞書「XD-GF6550」を9月18日に発売する。価格はオープンプライスで、35,000円前後の見込み。本体色はレッド、ブラック、シャンパンゴールド、ホワイトの4色が用意される。

　生活、実用系46コンテンツ、英会話・旅行系35コンテンツ、実務・情報14コンテンツなど、業界最多という130コンテンツを収録した電子辞書。さらに、青空文庫から「吾輩は猫である」や「一握の砂」などの日本文学100作品を収録した。俳句作りに役立つコンテンツなどもあり、同社は大人向けの製品と位置付ける。ネイティブ音声は日本語約7万語が3コンテンツで対応する。

　ハードウェアは同社独自のツインタッチパネルや、縦方向の「ブックスタイル」に切り替わるアクションセンサーなどを継承。microSDカードによるコンテンツの追加や、PCのテキストデータの取り込み、CD音声の転送などに対応する。

　ディスプレイは480×320ドット表示対応5.4型液晶を搭載し、文字入力が可能な手書きパネルを備える。メモリ容量は約50MB。電源は単4乾電池×2で、アルカリ乾電池での駆動時間は連続表示で約130時間。

　本体サイズは154×110×15.5～19.7mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約320g。

ブラック	シャンパンゴールド	ホワイト

130コンテンツを収録