エレコム株式会社は、マザーボードのSATAポートに直接接続する小型のSSD「ESD-IDSAA」シリーズと、引越しソフトなどが付属する2.5インチSSD「ESD-I2SAA」シリーズを8月下旬より受注開始する。価格はオープンプライス。
ESD-IDSAAシリーズは、本体サイズが25×6.5×39mm(幅×奥行き×高さ)と小型で、マザーボード上のSATAコネクタに直接挿して運用するSSD。起動ドライブとしても使用可能で、小型PCなどでドライブベイを節約できる。
容量は8GB、16GBの2モデルが用意される。
電源はSATAコネクタのVcc端子から給電可能で、不足する場合は付属の補助電源ケーブルでペリフェラル4ピンから供給できる。データ転送速度はリード75MB/sec、ライト30MB/sec。重量は約8g。
マザーボードに装着した様子 | 補助電源ケーブルが付属 |
ESD-I2SAAシリーズ |
ESD-I2SAAシリーズは、5つのソフトウェアを無料でダウンロードできるSATA接続の2.5インチSSD。容量は64GB、128GBの2モデルが用意される。対応OSはWindows XP/Vista。
SATAのほかにUSB 2.0を備え、外付けストレージとしても接続可能。環境移行ソフトの「HD革命/CopyDrive Lite」とUSB 2.0接続で、HDDのデータをSSDにOS丸ごと引っ越しできる。このほか、バックアップソフトの「HD革命/BackUp Lite」、パーティション管理の「HD革命/Partition Lite」、データ消去ソフト「Logitecディスクデータイレイサ」、フォーマットの「Logitecディスクフォーマッタ」がダウンロードできる。
本体サイズは70×100×9.5mm(同)、重量は約70g。データ転送速度は公表されていないが、HDDとの比較でOSの起動が約30%、アプリケーション起動時間が約50%短縮されるとしている。
(2009年 8月 25日)
[Reported by 山田 幸治]