株式会社ディラックは、台湾Lian-Li製のATXミドルタワーケース「Dragon Load K」シリーズを21日に発売する。価格はオープンプライス。

　店頭予想価格は、PC-K62が14,800円前後、同K60が11,800円前後、同K58が9,800円前後の見込み。K56も用意されるが、価格は未定。

　Lian-Liが新たに立ち上げたブランド「LanCool」の第一弾製品。Lian-Liブランドからシャーシをスチールに変更することで価格を抑えながら機能性を維持したという。

　いずれも拡張スロットを8基備えることで、複数のビデオカードを搭載するシステムにも対応でき、“ゲーマー向け”と謳っている。

　電源やドライブ、拡張スロットの固定はツールレス仕様。前面に14cm角ファンの搭載するほか、上部に14cm角ファンを2基(K58は1基オプション、K56は非対応)、背面に12cm角ファンを搭載。K62では内部にブラック塗装を施しているほか、サイドパネルにアクリルウィンドウを備える。

　拡張ベイは、5インチ×5、3.5インチシャドウ×4。対応マザーボードはATX/microATX。上部にインターフェイスとしてUSB 2.0×2、音声入出力を備える。

　本体サイズは、PC-K62/K60/K58が214×498×496mm(幅×奥行き×高さ)、K56が210×490×460mm(同)、重量は順に9.55kg、9.79kg、9.45kg、8.85kg。

PC-K60/58(筐体は共通)	PC-K56	8基の拡張スロット