マイクロソフト、次期Mac用Officeに「Outlook for Mac」を提供

8月13日(現地時間) 発表



 米MicrosoftのMacintosh Business Unitは13日(現地時間)、Office for Macの次期バージョンに「Outlook for Mac」を提供すると発表した。

 これまでの「Entourage for Mac」に代わる新アプリケーション。新たな機能として、Cocoaを使用した開発によるMac OSとの親和性向上、Mac OSのTime MachineとSpotlightとの統合レベルの向上、機密情報の漏洩防止やアクセス権を持たないユーザーによる内容の閲覧を防止などが追加される。Mac BUジェネラルマネージャーのエリック ウィルフリッド氏は「ユーザーに長年求められてきた機能が搭載されており、単なる名称の変更でないことがお分かりいただけると思います」とコメントしている。

 既存のEntourageユーザー向けには、Entourage 2008 for Mac, Web Service Editionをリリースした。このWeb Service Edition、Document Connection for Macなどを含めたOffice 2008 Business Editionも新たに発売する。北米では9月15日発売予定、国内は後日案内予定としている。

(2009年 8月 17日)

[Reported by 山田 幸治]