Micron、34nmプロセスのMLC NANDフラッシュを量産開始

34nmプロセスのNANDフラッシュ

6月30日(現地時間) 発表



 米Micron Technologyは6月30日(現地時間)、34nmプロセスを採用したMLC NANDフラッシュメモリを量産開始したと発表した。

 容量は16Gbitと32Gbitの2種類。32Gbit品は従来と比較してダイサイズが17%小型化し、16Gbit品のダイサイズは84平方mmとなっている。

 いずれもONFI 2.1に準拠し、最高200MB/secの転送速度を実現する。6Gbps転送のSATAインターフェイスを採用したSSDに採用されれば、既存の2倍の転送速度を実現できるとしている。

 Lexarはこの34nmのNANDフラッシュを採用した「Platinum II 32GB SDHC memory card」や「16GB microSDHC mobile memory card」を2009年9月末に発売する予定。また、LexarのUSBメモリ「JumpDrive」などにも採用される予定。

 なお、8Gbitと16GbitのSLC NANDフラッシュも現在サンプル出荷中。

(2009年 7月 1日)

[Reported by 劉 尭]