HPのノートPC用バッテリ20万個に発火の恐れ
~ただし、日本での該当は極少数

該当バッテリの一部

5月15日 発表



 日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は、全世界で発売した25機種のノートPC付属のバッテリの一部で、製品上の不具合から加熱、変形、発火の可能性があるとして、無償交換を行なうことを発表した。

 対象となるのは2007年8月から2008年1月に製造された25機種で、バッテリのバーコード番号がCT:62940、CT:65033、CT:65035、CT:67059で始まるものの一部。個数は全世界で約20万3千個。この内、日本で発売されたのは、Compaq 6720s Notebook PC、Pavilion Notebook PC dv2405、同dv2605、同dv6200、同dv6205、同dv6500、同dv9500、およびG7000 Notebook PCの8機種で、極少数だとしている。

 該当バッテリのユーザーは、同社サイト上で問題の有無を判定できる。問題がある場合は、無償交換となり、交換用のものが7~10営業日で送られる。

(2009年 5月 15日)

[Reported by 若杉 紀彦]