4月20日から羽田空港で、UQコミュニケーションズのUQ WiMAXの接続サービスが開始された。現在、UQ WiMAXは試験運用サービス中であり、羽田空港での接続サービスも同じ扱いだ。
早速、羽田空港でUQ WiMAXの接続を試してみた。
フライトまでのわずかな時間を利用して接続したため、今回のテストは、JALが発着する羽田空港第1ターミナル南ウイングでの接続となった。
まず、南ウイング中央部の搭乗手続きカウンター近くで接続してみた。周りにはあまり人がいない時間帯だったが、下り0.4Mbps、上り0.7Mbpsとかなり厳しい状況。無線LANを利用した方が良さそうだ。今回はトライしなかったが、これではイー・モバイルの方が接続環境がいいかもしれない。
続いて、南ウイングの端の1番カウンターまで移動してみた。ここは、ANAとコードシェア便を運航しているスターフライヤーのカウンターだ。やはり、期待した速度は得られず、下り0.7Mbps、上り0.4Mbpsとなった。
続いて、手荷物検査場をくぐり抜け、搭乗待合室で接続してみた。ここでは、下り4.2Mbps、上り2.5Mbpsだった。こちらの方が安定した結果が出た。都内各地で接続してみた結果と比べても、このあたりの数値がでればまずまずといったところだ。
羽田空港の場合、UQ WiMAXは現時点で、手荷物検査室を通過したあとに、フライトの直前まで接続する、という使い方がいいようだ。
南ウイングの端の1番カウンター付近 | 搭乗待合室 |
(2009年 4月 21日)
[Reported by 大河原 克行]