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Intel、最大56コアの次世代Xeon「Cooper Lake」を2020年に投入

~ソケットはIce Lakeと互換に

 米Intelは6日(米国時間)、次世代Xeonスケーラブル・プロセッサ(開発コードネーム: Cooper Lake)を、2020年上半期に発売することを発表した。

 Cooper Lakeは現行のCascade Lakeと同じく14nmプロセスで製造され、Cascade LakeではBGA版しか用意されなかった56コア製品を、LGAソケットの製品として投入する。

 IntelのDeep Learning Boost(DLBoost)に追加された「bfloat16」命令を新たにサポートしており、組み込みのAI学習アクセラレーションを提供する初のx86プロセッサを謳う。

 同社では、従来の「Xeon Platinum 8200」シリーズと比較して、2倍のコア数(最大56コア)とより高いメモリ帯域幅、より高いAI推論および学習性能を提供するとしている。

 また、Cooper Lakeの後に投入予定の、10nmプロセスで製造される「Ice Lake」プロセッサとのプラットフォーム互換性も確保されている。