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ポータブルWindowsゲーム機「GPD WIN 2」がIndiegogoに登場

~日本国内では株式会社天空が予約販売を決定

 GPDが兼ねてより予告していたポータブルWindowsゲーム機「GPD WIN 2」が、クラウドファンディングサイトIndiegogoに登場した。製品を入手できる最小出資額は599ドル。10万ドルの資金目標に対して、11時20分現在で272%の達成となっている。出荷時期は2018年5月を予定している。なお、通常販売価格は899ドルだ。

 既報のとおり、GPD WINの後継となるモデルで、アルプス製のジョイパッド、2つのバイブレーションモーターによるフォースフィードバック、L1/2/3、R1/2/3の装備などが特徴。放熱を高めた純銅放熱モジュールで、最大15WのTDPに対応する。ファンは2,000~1万rpmで自動的に変化する。

 素材はマグネシウム/アルミニウム合金を採用。中央の黒いパーツはABS樹脂製で、亜鉛合金製のパーツに換装したり、オリジナルのステッカーを貼ってデコレーションしたりできる。一方、筐体側は軽量性を実現するためにABS樹脂を採用し、UVコーティングを施した。

 そのほかのおもな仕様は、CPUにCore m3-7Y30(1GHz、Intel HD Graphics 615)、メモリ8GB(LPDDR3-1866)、128GB M.2 SSD(SATA 6Gbps接続、ユーザーで換装可能)、1,280×720ドット表示対応6型シャープ製インセル液晶ディスプレイ(左右の視野角は178度、Gorilla Glass 4つき)、OSにWindows 10 Homeなどを搭載する。

 インターフェイスは、USB 3.0×2(うち1基はType-C)、Micro HDMI、microSDカードスロット、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2、音声入出力などを備える。

 本体サイズは162×99×25mm(幅×奥行き×高さ)、重量は460g。バッテリは4,900mAh×2(合計9,800mAh、37.24Wh)。USB PD 2.0による充電に対応し、0%から50%への充電を30分間で行なえる。

 なお、日本での販売代理店としては、株式会社天空が予約販売を決定している。ニュースリリースで用意されているフォームに名前とメールアドレスを登録することで、後日、価格や予約開始時期などの予約情報が送られる。今回、天空のご協力を得て、GPDのWade社長のインタビュー記事も掲載したので、そちらも合わせてご覧いただきたい。