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ファーウェイ、SIMロックフリースマホ「honor 9」は53,800円で楽天モバイル以外からも販売
2017年10月10日 17:24
ファーウェイ・ジャパンは10月10日、5.15型のSIMロックフリーAndroidスマートフォン「honor 9」を発表した。発売日と価格については別記事(ファーウェイ、ダブルレンズ搭載5.15型スマホ「honor 9」)に掲載したとおり、12日発売で税別店頭予想価格が53,800円前後となる。スペックについてはそちらの記事を参照されたい。
発表当日に都内にて記者発表会が開催されたので、ここではその内容とhonor 9の実機写真を紹介する。
honor 9では楽天モバイル以外からも販売
ファーウェイで日本と韓国地域におけるデバイス・プレジデントを務める呉波氏は、世界74カ国でhonorシリーズを販売しており、多くの国でhonorシリーズが支持されていることをアピール。また、落下試験やボタン押下耐久試験、温度試験など、安全性と安定性を示すさまざまな試験を行なっており、今回のhonor 9が妥協なく作られたスマートフォンであることを説明した。
honor 9では新たなデザインとして、背面に15層からなるガラスのレイヤーを取り入れた特殊な設計を採用。見る角度によって光の屈折でいろいろな輝きを見せるのが特徴。側面は曲面の3Dガラスとなっており、本体との一体感も損なわないように配慮した。
また、2,000万画素のモノクロセンサーと1,200万画素のRGBセンサーを組み合わせたダブルレンズによって、色彩美や細部の描写力に優れるとしており、ズーム時もシャープな画が撮れるほか、夜間での撮影時は前モデルのhonor 8と比較すると明るさが2倍に向上しているという。
SoCはCortex-A75/A53ベースのKirin 960で、honor 8のKirin 950から性能が向上。メモリは4GBで変わらないが、ストレージは64GBに倍増された。
このほか、honor 9の機能として、機械学習によってユーザーの使い方に合わせたシステムのリソース最適化、3D音響技術によるバーチャルサラウンドなどを搭載している。
なお、これまでhonorシリーズは楽天モバイルでのみ販売されていたが、今回からIIJmio、OCNモバイルONE、goo、イオンモバイルらからも販売されることが決定。呉波氏は日本におけるhonorシリーズの浸透をさらに図っていく考えだ。