米国際便へのノートPC持ち込み禁止が全面解除

　米New York Timesは20日(現地時間)、一部の国からの米国への国際航空便へのノートPC持ち込み禁止令が解除されたと報じた。

　2016年にソマリアの航空機でノートPC型の爆発物が持ち込まれ爆発したことなどを受け、米国は2017年3月より中東および北部アフリカの10カ国から米国への国際便に対し、ノートPCを含む携帯電話より大型の電子機器の持ち込みを禁止していた。

　一方で機内でノートPCを使えないことで、乗客からの不満は高まり、航空・観光業界などからも経済的な影響を懸念する声が高まっていた。

　そういったなか米国土安全保障省は、各国際空港での保安検査がノートPC型爆弾の持ち込みを阻止するのに十分強化されたとの判断できるとして、ノートPC持ち込み禁止を解除したとしている。