Windows 10 Insider Build 16215以降向けにUbuntuがストアで配布開始

　米Microsoftは10日(現地時間)、Windows 10 Insider Build 16215以降のビルド向けに、UbuntuをWindowsストアで配布開始した。

　Ubuntu on Windowsの機能は、Windows 10 Anniversary Updateで初めて実装された。「Windows の機能の有効化または無効化」から“Windows Subsystem for Linux(WSL)”を有効化し、コマンドプロンプト上で「bash」と打つことで利用できた。

　ストア版では、ブロックベースのダウンロードメカニズムを採用することで、ダウンロードサイズを最小化し、信頼性と速度を向上。また、複数のディストリビューションを共存させられ、同時実行をも可能にする。実行もスタートメニューから行なえるようになった。

　将来的にはSUSEおよびFedoraも配信を始める予定としている。一般向けにはWindows 10 Fall Creators Update以降で利用可能になる予定。