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“もっともバランスの取れた”13.5型クラムシェル「Surface Laptop」の仕様
2017年5月26日 15:20
日本マイクロソフト株式会社は、13.5型クラムシェル「Surface Laptop」を6月15日より予約開始し、7月20日に発売する。税別価格は下位モデルが126,800円、上位モデルが146,800円。
OSにはWindows 10 Sをプリインストールし、12月末までは無償でProへ切り替えられる。なお、この切り替えは一方向のみで、ProからSに戻すことはできない。切り替えは設定の画面からストアを通して行なう仕組みとなっている。それ以降は有償となる予定で、参考までに米国での切り替え価格は49ドルとなっている。
アルカンターラ素材を用いた柔らかな手触りのパームレストを採用する点が特徴。キーボードは1.5mmのストロークを確保し、バックライトも搭載した。なお、記者発表会では4色のカラバリを用意するとしていたが、7月20日時点で発売されるモデルはプラチナのみとなる。
Surface Laptopはシリーズ初の純粋なクラムシェル製品となる。主に学生向けをターゲットとしているが、先述の通り、年内はWindows 10 Proへ無償切り替えが可能なため、モバイルを必要とするビジネスマンにも好適としている。
発表会では、MacBook Airより50%高速であるとともに、Core i7のMacBook Pro 13インチよりも高速であるとアピールされた。各種先進機能や高解像度液晶、キーボード、質感、重量、薄さなど、あらゆる面で“もっともバランスの取れたノートPC”としている。
下位モデルはメモリ4GB/SSD 128GBで、上位モデルはメモリ8GB/SSD 256GBの構成。それ以外の仕様は共通で、Core i5-7200U(2.5GHz、ビデオ機能内蔵)、2,256×1,504ドット表示/10点タッチ対応13.5型PixelSenseディスプレイ、Office Home and Business 2016を搭載する。
インターフェイスは、USB 3.0、Mini DisplayPort、Windows Hello顔認証用カメラ、720p対応Webカメラ、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、音声入出力、SurfaceConnect端子を備える。別売りの1,024段階筆圧のSurface Penをサポートする。
バッテリ駆動時間は14.5時間。本体サイズは308.02×223.2×9.93~14.47mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1,252g。