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VAIO、メルセデス・ベンツとコラボした特別仕様の13.3型「VAIO Z」

~100台限定

Mercedes-Benz x VAIO Z

 VAIO株式会社およびメルセデス・ベンツ日本株式会社は、両社のコラボレーション製品として、特別仕様の13.3型モバイルノートPC「Mercedes-Benz x VAIO Z」を発売した。価格は25万円から。

 VAIO株式会社では、2度BEAMSとのコラボレーションモデルとして特別仕様のVAIO Zを発売しており(VAIO、BEAMSとコラボした特別仕様のVAIO Z)、今回はそれらに続くコラボモデル第3弾となる。

 発売はAmazon.co.jpのメルセデス・ベンツ日本公式オンラインストアでのみ行なわれ、100台限定で用意される。商品展示は東京・六本木の「メルセデス・ベンツ コネクション」で行なわれる予定。

 メルセデス・ベンツでは、「メルセデス・ベンツ コレクション」として、メルセデスブランドを身近に感じてもらうため、車以外に日常で使えるオリジナル商品を展開しており、オリジナルグッズのほか、クリスタルガラスのSwarovski、スーツケースメーカーのSamsonite、アパレルブランドのHUGO BOSSなどとのコラボレーション、日本独自ではキャップメーカーのNew Era、ステンレスボトルブランドHydro Flaskとのコラボレーションを行なっている。

 同コレクションはベンツのオーナーのほか、非ベンツオーナーにも好評だという。

 今回、VAIOでは新たなコラボPCの企画立ち上げに際し、メルセデス・ベンツがそういった取り組みを行なっていること、企業として「こだわりのモノづくり」という共通点を見出したことから声をかけ、コラボモデルの発売に至ったという。

 メルセデス・ベンツは、「コレクションでは各カテゴリのトップブランドとのコラボを行なっている」とのことで、Mercedes-Benz x VAIO Zは日本初の特別仕様PCとなる。「究極のビジネスツールでありながら遊び心を併せ持った、プレミアムな一台」を謳う。

 製品には、天板上部にメルセデス・ベンツの先進性や未来を象徴したデザインコンセプトモデルカー「Vision Tokyo」と、1954年登場のガルウィングドアが特徴的なスポーツカー「300SL」いずれかのレーザー刻印が施される。

 キーボードバックライトも特別仕様で、Vision Tokyoのイメージに使われたブルーを採用。タッチパッドとヒンジにはメルセデスブランドの象徴である「スリーポインテッドスター」を配したほか、ヒンジ内側に「Mercedes-Benz」ロゴが刻印されている。

 外装だけでなく、ピボット時でも美しく表示できる専用壁紙(Vision Tokyoと300SLの全4種)のほか、スリープ復帰時にはエンジン音を使ったスペシャルサウンドが鳴る仕様になっている。

 ハードウェアの仕様はVAIO Zフリップモデルに準拠しており、Core i7-6567U、第3世代ハイスピードプロSSD 256GB搭載のCore i7モデルが285,000円、Core i5-6267U、第2世代ハイスピードSSD 256GB搭載のCore i5モデルが250,000円となる。それぞれ天板刻印がVision Tokyoまたは300SLのモデルが用意される。

 受注生産となるため、台数の割合などはないという。

 そのほかの仕様は共通で、13.3型WQHD(2,560×1,440ドット)タッチ操作対応液晶ディスプレイ、8GBメモリ、OSにWindows 10 Homeを搭載する。

 インターフェイスはUSB 3.0×2、HDMI出力、IEEE 802.11ac無線LAN、Bluetooth 4.1、SDXCカードスロット、92万画素前面/799万画素背面カメラ、音声入出力など。

背面
ヒンジ部
Vision Tokyo刻印モデル
300SL刻印モデル
ヒンジ内側の刻印
ブルーバックライト
Vision TokyoのモデルカーとVAIO Z
300SLのモデルカーとVAIO Z