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DMP、ディープラーニングやAIの推論処理に特化したIoT向け小型プロセッサ「ZIA DV700」
2017年4月28日 14:35
株式会社ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)は28日、ディープラーニングと人工知能の推論処理に特化したAIプロセッサIP「ZIA DV700」を発表した。本日より提供を開始する。
ZIA DV700はZIAプラットフォームの第2弾製品。IoTといったエッジ側(ネットワークのエッジ、末端に存在する機器を指す)のAI処理に適した超低消費電力プロセッサで、画像、動画、音声といったさまざまなデータに対する推論処理を可能にする。
大きさは2.3平方mm(TSMC 28HPC+の製造プロセスで動作周波数750Hzの場合)と小型で、GoogLeNetの処理では116FPSおよび670mWの省電力を誇る。Convolutionのレイヤー数などを可変できるコンフィギュラブルIPコアとなっており、CNN、RNN、LSTM、GoogLeNetなどの主要なニューラルネットワークをサポートする。
想定される利用用途は、防犯カメラ、医療、OA機器、車、ロボット、ドローン、白物家電など。