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Samsung、Gear VR初の専用コントローラ。Oculusが開発協力

~筐体も新型になり視野角などが向上

Gear VR

 Samsung Electronicsは27日(スペイン時間)、「Gear VR」としては初となる専用コントローラ付きの新型を発表した。

 Gear VRはスマートフォンを装着してVRコンテンツを楽しむHMD(ヘッドマウントディスプレイ)。今回のコントローラ付きのGear VRでは42mmレンズを採用しており、視野角が101度と向上しているほか、歪曲調整技術が拡張され、VR酔いの発生が最小限に留められているという。

 コントローラはOculusとの協力のもとで開発されたエルゴノミックデザインの片手コントローラで、タッチパッドとトリガーボタンを装備し、加速度/ジャイロ/磁気センサーも内蔵する。ポイント、ドラッグ、ドロップ、チルト(傾き)、シュート(射撃)などといった操作に対応することで、ゲーム体験の拡張が意図されている。

 また、ホーム、ボリューム、バックキーをコントローラに配置し、使い勝手が向上。没入感を途切れさせることなく、コンテンツに集中できる。

 このほか、コントローラにはリストストラップが付いており、操作中でもコントローラを投げてしまわないように、安全にプレイできる。Gear VR本体にもストラップがあり、コントローラを固定できるようになっている。

 コントローラは単4型乾電池2本で動作。1日2時間の使用で40日間は利用できる。

 本体サイズ/重量はGear VR本体が207.8×122.5×98.6mm(幅×奥行き×高さ)/345g、コントローラが108.1×48.1×38.2mm(同)/64.3g。Gear VRはMicro USBまたはUSB Type-Cの両方をサポート。

 対応スマートフォンはGalaxy S7, S7 edge, Note5, S6 edge+, S6, S6 edgeとなっている。