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Gmail、Windows XPとVistaのサポートを2017年で打ち切り

 Googleは1日(米国時間)、2017年内にWindows XPとVistaにおけるGmailのサポート打ち切りを発表した。それに伴い、8日よりv53以前のGoogle Chromeを使用しているユーザーに対してソフトウェアまたはシステム自体の更新を促すバナーが表示される予定だ。

 Windows XP/Vistaに対応するChromeはv49が最後のバージョンとなっており、それ以降に新たに実装された一部機能が利用できない。また、MicrosoftもこれらのOSのサポートを終了する(している)ためにセキュリティ上のリスクも存在する。なお、執筆時点(2017年2月6日)ではStableチャンネルでv56が最新となっている。

 2017年内はv53以前のChromeを使用してGmailを使うことができるが、12月初頭には簡易HTML版のGmailにリダイレクトされる予定だ。GoogleはChromeのバージョンアップや、Windows XPやVistaのユーザーによりセキュアな環境への移行を強く推奨している。