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Qualcomm以外からもWindows対応ARM投入の可能性

 既報の通り、x86のWin32アプリが動作するARM版Windows 10が登場することはすでに周知のことであり、MicrosoftはWinHEC Shenzhen 2016にて、Qualcommがx86エミュレーション機能を実装するSpandragonを提供することも明らかにしている。

 ただ、Snapdragonが採用するARMアーキテクチャ自体は他社も利用でき、x86エミュレーション機能を備えた他社製のARMベースSoCが登場することも想像に難くない。

 海外メディアのWccf techはこれについて、ARMの幹部からQualcomm以外のメーカー――Samsung、Huaweiなど――がx86アプリを動かせるSoCをリリースするとの言質を得たと報道している(記事へのリンク)。

 また、同誌はx86エミュレーション機能を搭載するSnapdragon 835に関して、Microsoftが投入予定とするスマートフォン「Surface Phone」に実装されるのではないかと見ており、Surface Phoneの発表時期が同SoCの登場の目安になるだろうとしている。