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Lenovo、Amazon Alexaに対応したSmart Assistantを発表
～6TBの家庭向けNASも
2017年1月3日 18:58
Lenovoは、1月3日(現地時間)にアメリカ合衆国ラスベガスでまもなく開幕するCES 2017において、Amazonが提供しているクラウド型のAIサービス「Amazon Alexa」を利用したスマートホームデバイスとなる「Lenovo Smart Assistant with Amazon Alexa」を発表した。
Amazon Echo以外では初めてサードパーティとしてAlexaに対応したデバイスを提供することになる。
クラウドベースのAIサービスとなるAmazon Alexaに対応したLenovo Smart Assistant
Amazonが提供するAlexaは、クラウド型のAI(人工知能)サービス。今回発表されたLenovo Smart Assistant with Amazon Alexaは、Amazon Echo同様、それを利用するためのクライアントデバイスで、インターネット経由でAlexaに接続してさまざまな機能を提供する。
iPhoneのSiriで実現できているような機能が、固定機器で実現できるようになっていると思うとイメージがしやすいだろう。現時点ではできることは多くないが、AIの実体はクラウドサービスとして提供されているため、機能は日々増えて行く。
Lenovo Smart Assistant with Amazon Alexaは、 Celeron N3060、メモリ2GB、ストレージ8GBを搭載。5Wのツイーターと10Wのウーファーを1つずつ搭載しており、Harman Kardonのスピーカー搭載バージョンも用意される。また、合計8つのマイクを内蔵し、360度どこからでも音声を認識できる。
ネットワーク機能としてIEEE 802.11nのWi-FiとBluetooth 4.0を搭載。カラーバリエーションは4色で、ライトグレー、ハーマンブラック、オレンジ、ブルーが用意される。
米国では5月に発売予定で通常版は129.99ドルから、Harman Kardon版は179.99ドルになる。
端末との同期機能を持つ6TBのNASとなるLenovo Smart Storage
Lenovo Smart Assistant with Amazon Alexaと同時に発表されたのが、Lenovo Smart Storage。最大6TBの容量を持つNASで、自動同期機能を備えており、端末のファイルを自動でバックアップすることができる。
CPUはCeleron N3060(1.6GHz)、2GBのメモリ、8GB eMMCのOS用ストレージ、Ethernet、USB 3.0×2、IEEE 802.11ac対応無線LANなどの機能を備えている。2TBのモデルと6TBのモデルが用意されており、米国では5月から販売開始予定で、139.99ドルからという価格設定になる。
