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ASUS、ノートPCにデスクトップ用ビデオカードを接続する「ROG XG Station 2」
2016年12月16日 18:20
ASUSは15日(台湾時間)、ノートPCにデスクトップ用ビデオカードを接続できるエクステンションボックス「ROG XG Station 2」を発表した。2017年初頭よりワールドワイドで発売予定だが、日本での発売予定などは不明。
2007年に発表した「XG Station(GeForce 8600 GT内蔵)」の後継にあたり、Thunderbolt 3で対応ノートPCと接続することで、デスクトップPCと同等のゲーミング環境を実現するとしている。同製品は5月の「Transformer 3」発表時にも存在が明らかにされていた。
類似した製品は各社から登場しているが、特徴的なのはThunderbolt 3のほかにUSB 3.0 Type-Bを備える点で、これによりUSB HubやGigabit Ethernetアダプタとして利用した際にもThunderbolt 3の帯域を使用しないため、帯域不足による速度のオーバーヘッドを回避できるとしている。
GeForce GTX 1080 Founders Editionを搭載し、Transformer Book Pro(Core i7-6500U搭載)と接続した際には、「3DMark」のFire Strike Ultraで4,234、「Rise of The Tomb Raider」で平均38fpsを記録し、Core i7-5690X+GeForce GTX 1070 Founders Edition環境のデスクトップPCよりも高性能であるとしている。
電源は600Wの80PLUS GOLD認証取得で、ビデオカードに500Wまで供給できるほか、100WまでノートPC側に供給することが可能。GeForce GTX 9/10シリーズまたはRadeon R9/RXシリーズの、2.5スロットまでのビデオカードに対応する。
対応するノートPCは、同社ゲーミングノートPCの「ROG G701VI」、「ROG GL502VM」、「ROG GL702VM」、Transformer Bookシリーズの「T303UA」、「T305CA」、ZenBookシリーズ(対応機種は後日発表予定)。
インターフェイスはGigabit Ethernet、USB 3.0×4、
本体サイズは158×456×278mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は5.1kg。
