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日本HP、体積約2.7LのXeon/Quadro搭載ミニワークステーションを国内投入
2016年12月13日 11:00
株式会社日本HPは、体積が約2.7Lの小型ワークステーション「HP Z2 Mini G3 Workstation」を2017年1月中旬より発売する。税別直販価格は135,000円から。
米国で11月に発表したミニワークステーション。本体サイズは216×216×58mm(幅×奥行き×高さ)と小型ながら、XeonプロセッサとNVIDIAのプロ向けグラフィックスQuadro M620を搭載。CPU内蔵ビデオ機能とGPUを組み合わせることで、最大6画面出力をサポートする。
なお、ディスプレイ出力インターフェイスは全てDisplayPortで、このうち2ポートは4K解像度で2画面、残り2ポートはデイジーチェーン接続により、それぞれ2K解像度で2画面をサポートする。
筐体の四隅はバンパーのような構造を採用しており、吸排気口スペースを確保。前面から吸気し背面に吐き出すデザインを採用する。別売りのスリーブを使えば、ディスプレイのVESAマウントとマウンタの間に本体を挟んで設置することができる。このスリーブは装着方向を変更することによって、USBインターフェイスを物理的にカバーできるのも特徴となっている。また、BIOSの設定により、キーボードまたはマウスで電源をオンにできる。
BTOに対応し、各種カスタマイズが可能。最小構成は、CPUにXeon E3-1225v5(3.3GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、Intel C236チップセット、256GB SSD(SATA)、GPUにQuadro M620、OSにWindows 10 Proなどを搭載する。
BTOでは、Xeon E3-1245v5(3.5GHz)や最大32GBのメモリ、M.2接続のSSD、OSにWindows 7 ProfessionalやFreeDOS、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2の有無などを選択可能。
インターフェイスは、USB 3.1 Type-C×2、USB 3.0×4、DisplayPort×4、Gigabit Ethernet、音声入出力などを備える。本体重量は約2.08kg。ACアダプタは200Wで、サイズは172×96×25.4mm(同)、重量約809g。