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Qualcomm、世界初10nm FinFET製造のサーバー向けプロセッサ「Centriq 2400」
~最大コア数は48個に
2016年12月8日 13:43
Qualcommは12月6日(米国時間)、サーバー向けプロセッサ「Centriq 2400」ファミリーを発表した。
世界初となる10nm FinFETプロセス製造のサーバー向けプロセッサで、ARMv8をベースにQualcomm Datacenter Technologiesが設計したCPU「Falkor」を搭載。最大コア数は48個となる。
Falkorではサーバー向けの最適化が盛り込まれており、同社では、Centriq 2400を高性能を要求するデーターセンターアプリケーション向け製品であるとしている。
なお、Qualcommは11月にもモバイル向けプロセッサの「Snapdragon 835」をSamsungの10nm FinFETプロセスで製造すると発表しているが、Centriq 2400については製造メーカーを明らかにしていない。
Centriq 2400は現在、一部顧客に向けサンプル出荷を開始しており、2017年後半より商用化予定。