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Windows 10 Creators Updateで点字をベータサポートへ

~アクセシビリティ機能向上多数

 Microsoft12月2日(現地時間)、次期のWindows 10 Creators Updateにて、障がい者向けの機能を強化すると発表した。

 その中でいくつか例を挙げると

・点字のベータサポート:点字による入力と出力をサポートし、35のメーカーの英語を含む40カ国語を超える点字ディスプレイに対応する
・ナレーターを利用したインストール:インストール時に音声読み上げおよび操作をサポートするナレーターが利用可能になる。これはWindows RE/PEを使ったセットアップ/トラブルシューティング時でも有効
・ナレーター起動方法の変更:多くのユーザーフィードバックを受け、ナレーターの起動ショートカットをWindows+Enterキーから、Ctrl+Windows+Enterキー^に変更
・ナレーターのボイス:10種類以上のボイスを追加し、マルチリンガル読み上げにも対応した
・オーディオの改善:ナレーターによる読み上げ時、ほかのソフトの音量を下げ聞き取りやすくするとともに、ナレーター読み上げ時にコルタナが読み上げをしないようになった
・一般的な信頼性と使いやすさの向上:対話しているコントロールのコンテキストを分かりやすくし、スキャンモードやナレーターのカーソルのポジションを覚えるようになった
・EdgeによるWebブラウジングの向上:ナレーターによる機能強化で、EdgeによるWeb閲覧時に、直接チェックボックスやテキストフィールド、ボタンなどに飛ぶ機能を追加
・Xboxのナレーターを強化:ナレーターのピッチや読み上げ速度などを変更できるようになった