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Google、グループウェア「G Suite」を強化

~チーム内で担当資料がすぐわかる機能など

 Googleは19日(米現地時間)、GmailやGoogle Docsなどを含むクラウド型グループウェアの「G Suite」上で仕事を効率化するための機能を追加した。

 Google Docs上で仕事を任せたい相手と任せたい仕事の内容を入力することで、自動的に仕事と人を割り当てられる。手動で割り当てもでき、メールによる通知も可能。仕事を任された場合、Google DocsやGoogle Drive上でどの資料がその仕事のために必要かを表示してくれる機能が新たに実装された。

 Formsでの質問機能も強化されており、例えば日程を調整する時に“どの曜日がいいですか”という質問を入力するだけで、自動的に回答欄に日~土の選択肢を作成する機能が追加された。

 音声入力機能も強化された。例えば音声入力のみで文字の色を変えたり、文字の削除、リンクの埋め込みなどのコマンドができるようになった。

 ビジネスチャットアプリ「Slack」とも協力体制を築き、より簡単に素早くファイルを共有できるようになった。Slackを利用している時にファイルを共有したい場合に、Slack上の“+”のボタンを押すだけでGoogle Driveからファイルを簡単に持ってくることができるようになり、また、Slackから新しいドキュメントを作成することも可能になった。