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スマホ向けベンチマークアプリ「PCMark for Android」に画像認識テストなどが追加
~TensorFlowなどオープンソースライブラリを採用
2016年10月11日 13:52
フィンランドFuturemarkは10日(現地時間)、Androidデバイス用ベンチマークアプリ「PCMark for Android」のメジャーバージョンアップについて、更新内容の予告を行なった。
新バージョンは10月13日より提供開始予定。
新バージョンでは、新たに「Computer Vision」ベンチマークが追加された。同ベンチマークでは、スマートフォンでの画像認識、QRコード認識、光学文字認識(OCR)の3つのテストの性能が測定される。画像認識テストでは、Google開発の機械学習ライブラリ「TensorFlow」を採用するなど、全テストでオープンソースのライブラリを利用している。
測定結果では、総合スコアと各サブテストの結果を表示。デバイスのCPUクロックや、温度、バッテリなどのハードウェア監視チャートも表示される。
新バージョンでは、既存の「Workベンチマーク」についても、Webブラウジング、文章入力、画像編集テストがアップデートされ、新たに動画編集、データ処理テストが追加されている。なお、「ストレージテスト」については特に変更の告知はされていない。