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50m防水になってポケモンも遊べる「Apple Watch Series 2」

Apple Watch Series 2

 米Appleは7日(現地時間)、スマートウォッチの新製品「Apple Watch Series 2」を発表した。国内では9月9日に予約注文を開始し、9月16日に発売する。38mmと42mmの2種類のケースがあり、本体色やバンドを複数用意。価格は37,800円より。搭載OSはwatchOS 3。

 Apple Watch Series 2ではシーリング構造により水深50m防水となった。これにより水泳をしている時でも装着可能になり、水泳中の運動量なども測定可能になった。

 Series 2では第2世代のSiP(システムインパッケージ)を採用。新たにGPSを内蔵し、位置データをトラッキング可能になった。登山用アプリなどと連携し、現在位置や登山進捗が単体で分かる。

 位置情報ゲーム「Pokémon GO」のApple Watch版にも対応し、近くにいるポケモンにエンカウントできる場合通知する機能や、歩く距離で卵が孵化する機能、ポケストップへのアクセス機能を提供する。なお、ポケモンを捕まえる機能はないようだ。また、Pokémon GO自体は従来のApple Watchでも利用できると見られる。

Pokémon GOのwatchOS版も合わせてリリースされる
近くにポケモンがいると通知する
ポケストップにアクセスできる
メダルの解除も通知される
終了時にサマリーを表示してくれる

 このほか、CPUはデュアルコアとなり処理性能が50%向上。GPUも強化され、性能が2倍となった。これにより高度なグラフィックスを使用するアプリでも高いフレームレートを実現できるという。ディスプレイは最高1,000cd/平方mと輝度が向上し、太陽光下での視認性を高めた。

 なお、従来の非防水Apple Watchの内蔵CPUをデュアルコアに変更した「Apple Watch Series 1」も269ドル投入されるほか、ホワイトセラミック筐体で金属アレルギー持ちの人も付けられ、強度がステンレススチールの4倍以上となる「Apple Watch Edition」、Nikeと提携しランニングに特化した「Apple Watch Nike+」、HERMESとコラボした「Apple Watch Hermes」なども用意される。

50m防水となっている
従来モデルはスピーカー内部に水が溜まる構造だったが、Apple Watch Series 2ではコーンの振動により排水する機構を備える
第2世代のSiP
CPUはデュアルコアとなり、性能が50%向上
GPU側も2倍の速度に強化される
GPUの強化によりNight Sky 4のようなグラフィックス重視のアプリでもスムーズに描画できる
第2世代ディスプレイで、1,000cd/平方mを実現
GPSも内蔵する
セラミック素材の「Apple Watch Edition」
ランニングに特化した「Apple Watch Nike+」