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単体動作するVR HMD「IDEALENS K2」がまもなく日本で発売

IDEALENS K2

 中国Idealens Technologyは、Android 6.0ベースの独自OSがインストールされたバッテリ内蔵の一体型VR HMD(ヘッドマウントディスプレイ)の「IDEALENS K2」を中国で9月15日に発売すると発表した。価格は3,499元(約52,645円)。日本での販売方法もまもなく発表するという。

 IDEALENS K2は今年(2016年)の6月15日に日本で発表会が開催され、実機のデモが行なわれた製品で、PC Watchでは発表会を取材している(「Gear VR以上Vive未満の一体型VR「IDEALENS K2」)。その時にはワールドワイドでの発売日や価格などは一切開示されない状態だったが、このほど8月11日に開催された北京のイベント価格や仕様、発売時期が明らかになった。

 オプションでコントローラ、外部トラッキングセンサー、3D撮影可能な360度カメラなどが用意され、ゲームを含んだ200以上のコンテンツが準備されているという。

 主な仕様は、CPUがExynos 7420、GPUはMali-T760 MP8、メモリ3GB、eMMC 32GB、OLEDディスプレイ、解像度1,200×1,080ドット×2、視野角120度、リフレッシュレート90Hz、遅延17ms、9軸センサーを搭載。

 インターフェイスは、IEEE 802.11ac、Bluetooth 4.0、Micro USB 2.0、ステレオミニジャック。

 本体サイズは、129×183×105mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約290g。バッテリ駆動時間は約2.5~6時間。