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カシオ、海洋ミッション向けに4つのセンサーを搭載した「G-SHOCK」

GWN-Q1000

 カシオ計算機株式会社は、耐衝撃腕時計「G-SHOCK」の海洋コンセプトシリーズ「GULFMASTER」の新製品として、G-SHOCKシリーズ初となる4つのセンサーを搭載した「GWN-Q1000」を8月5日に発売する。税別価格は10万円。

 本体色はブラック(型番末尾:-1A)とホワイト(同-7A)の2種類を用意する。

GWN-Q1000-1A
GWN-Q1000-7A

 コーストガードなど、海上の警備や救助活動における使用を想定し、海の状況を把握するために、天気の急激な変化を予測するための気圧センサー、気温/水温の変化を読み取る温度センサー、風向きや潮の向きを確認するための方位センサー、そして水中での深度を把握できる水深センサーを搭載。刻々に変化する海の状況をリアルタイムに把握できるという。

 これらの機能を容易に使いこなせるよう、気圧/高度/温度/方位/深度の計測モード状態、急激な気圧変化、潮の干満を示す第度グラフなどの情報を5時側のインダイアルで表示。デュアルコイルモーターにより、大きな針で見やすいレトログラードでの表示を実現した。

 ケースには東レと共同開発したカーボンファイバー強化樹脂を採用し、衝撃などによる変形を防ぐ。また、ボタン部分には耐久性の高いメタルパイプを採用し、防水性を高めた。また、裏面の緩衝カバーとバンドはソフトウレタンを採用し、装着性を向上させた。

 電源はタフソーラー(ソーラー充電システム)で、連続駆動時間はパワーセービング状態で約21カ月(暗所で一定時間が経過すると表示を消し、運針を止める)。水深計測は0.1m単位で範囲は0~50m、方位計測は16方位/角度、気圧計測は260hPa~1,100hPa、高度計測は-700m~10,000m、温度計測は-10℃~60℃などとなっているほか、月齢表示や6段階の潮の干満表示、ストップウォッチ、世界48都市のワールドタイム、最大60分のタイマー、5本までのアラーム、時刻自動受信機能などを搭載する。防水は20気圧。

 本体サイズは48×57.3×17mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約113g。