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単体で4K 360度動画をライブ配信可能な小型カメラ

~ソニー製Exmorセンサー採用。今なら20万円引き

「Orah 4i」

 株式会社ドゥモアは、4K解像度の360度動画をライブ配信可能な仏VideoStitch製カメラ「Orah 4i」を国内販売する。6月16日より予約受付を開始。通常価格は46万円だが、6月24日まで26万円で販売する。

 カメラは本体サイズ80×70×65mm(幅×奥行き×高さ)、重量500gと、PC用Webカメラのようなコンパクトな筐体。2,048×1,536ドットの撮影が可能なソニー製Exmorイメージセンサー4基と、F2.0の魚眼レンズを4基、映像プロセッサAmbarellaを2基搭載する。ネットワークおよび電源接続はPoE対応のLANケーブル1本で済ませられる。

 カメラと別に配信用のライブプロセシングユニットが用意される。内部はPCアーキテクチャになっているようで、Intel CPU、NVIDIA GPU、120GB SSD、Linuxを搭載。4K/30fpsの360度動画をリアルタイムで配信できる。

 最大出力解像度は4,800×2,400ドット。動画フォーマットはH.264で、ビットレートは5~25Mbps。FacebookやYouTubeへのストリーム配信や、Ambisonic B-フォーマットの4チャネル3Dサラウンドにも対応。

 なお、出荷開始予定は8月だが、注意書きとして、大幅に遅れる場合があるとしている。