やじうまミニレビュー
古い金属パーツを新品のように蘇えらせる方法
2016年10月27日 06:00
筆者は懐パーツ担当なのだが、古いパーツを撮影するに当たって、写真の撮影に耐えうるようメンテナンスを行なっている。基板のホコリなどは息で吹き飛ばしたり、アルコールを付けたティッシュで拭いたりすることでそこそこキレイにはなるのだが、経年劣化による金属製の拡張ブラケット部のくすみなどは取れない。
こういった金属製パーツのメンテナンスに有効なのが、粒子が細かい研磨剤(コンパウンド)だ。筆者は7年前ぐらいに購入した「アモール(AMOR)」という研磨剤を使用している。硬いクリームのようなこの研磨剤をティッシュにちょこっと付けて、力を入れて金属パーツを磨くだけで、見違えるほどの輝きを取り戻せる。
現在アモールは廃版となっており、その後継品が「キクモール(KIKU-MOL)」だ。内容量は50gでAmazon.co.jpでのお値段は1,150円と、やや値が張る印象を持たられるかもしれないが、先述のように固体石鹸に似た感じで経年劣化しにくく、ちょっとやそっとではなかなか減らず長く使える。
もちろん、古いPCパーツのメンテナンスのみならず、腕時計や指輪と言った金属のアクセサリのメンテナンスにも使えるので、手元に1個置いておくと何かと便利だ。