やじうまミニレビュー

古い金属パーツを新品のように蘇えらせる方法

やじうまミニレビューは、1つ持っておくと便利なPC周りのグッズや、ちょっとしたガジェットなど幅広いジャンルの製品を試して紹介するコーナーです。

 筆者は懐パーツ担当なのだが、古いパーツを撮影するに当たって、写真の撮影に耐えうるようメンテナンスを行なっている。基板のホコリなどは息で吹き飛ばしたり、アルコールを付けたティッシュで拭いたりすることでそこそこキレイにはなるのだが、経年劣化による金属製の拡張ブラケット部のくすみなどは取れない。

 こういった金属製パーツのメンテナンスに有効なのが、粒子が細かい研磨剤(コンパウンド)だ。筆者は7年前ぐらいに購入した「アモール(AMOR)」という研磨剤を使用している。硬いクリームのようなこの研磨剤をティッシュにちょこっと付けて、力を入れて金属パーツを磨くだけで、見違えるほどの輝きを取り戻せる。

 現在アモールは廃版となっており、その後継品が「キクモール(KIKU-MOL)」だ。内容量は50gでAmazon.co.jpでのお値段は1,150円と、やや値が張る印象を持たられるかもしれないが、先述のように固体石鹸に似た感じで経年劣化しにくく、ちょっとやそっとではなかなか減らず長く使える。

 もちろん、古いPCパーツのメンテナンスのみならず、腕時計や指輪と言った金属のアクセサリのメンテナンスにも使えるので、手元に1個置いておくと何かと便利だ。

研磨剤「アモール」
固体のような研磨剤だ
ティッシュに付けたところ
メンテナンス前のRADEON 7500のブラケット
力を入れてこする
上が研磨後。光沢が出てきている
まだ若干くすみがあるが、見違えるほどキレイになった
コネクタの反射など、こうして並べてみると一目瞭然