デル、15.6型で1.88kgのモバイルワークステーション

Precision M3800

　デル株式会社は、15.6型としては最薄最軽量クラスを実現したモバイルワークステーション「Precision M3800」を27日に発売する。

　米国で1月27日に発表されたモデル。動画編集や3Dモデリング、グラフィックスデザイン、CADといったクリエイティブ用途向け。性能に重視し、CPUにクアッドコアのCore i7-4712HQ(2.3GHz)、GPUにNVIDIA Quadro K110M(2GB)を搭載。Dassault、Autodesk、AdobeなどのISV(独立系ソフトウェアベンダー)認定も受けている。

　標準では1,920×1,080ドット(フルHD)表示液晶を搭載するが、オプションで3,840×2,160ドット(4K)表示対応のIGZO2ディスプレイを選択可能。また、10点対応タッチパネルも標準搭載。さらにThunderbolt 2.0を搭載する。

　スペックを追求した構成となっているが、15.6型としてはクラス最軽量の1.88kgと8～18mmの薄さを実現。削りだしアルミフレームやカーボンファイバー素材を採用し、液晶面にはCorningのGorilla Glass NBTを採用し、強度も確保している。

　構成の一例として、Core i7-4712HQ、メモリ8GB、500GB HDD、GPUにQuadro K1100M、フルHD表示対応15.6型ワイド液晶ディスプレイ、OSにWindows 8.1 ProまたはWindows 7 Professional(いずれも64bit)を搭載し、税別/送料込み価格は229,980円から。

　上記からメモリを16GB、ストレージをmSATA接続の256GB SSD、液晶を4K表示15.6型IGZO2に変更し、同価格は279,980円から。

　インターフェイスなどは共通で、3-in-1カードリーダ、USB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI出力、Thunderbolt 2.0(Mini DisplayPort共有)、音声入出力などを備える。

　バッテリは6セル。本体サイズは372×254×8～18mm(幅×奥行き×高さ)。ACアダプタは130W。